【Mac】画面録画で音声が入らない対処法|症状別に最短解決

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【Mac】画面録画で音声が入らない対処法|症状別に最短解決

再生ボタンを押したら、自分の声しか入っていなかった。

さっき録ったはずの大事な打ち合わせ。画面はちゃんと映っているのに、相手の声だけがまったく入っていない。次の会議は明日の朝。今日中に「次は確実に録れる」状態にしておきたい。

しかも厄介なのは、マイクはちゃんとオンにしていたのに相手の声が録れていないこと。じつはこれは設定ミスではなく、Mac の仕様です。Mac の画面録画で相手の声(内部音声)が入らないのは、いちばん多いつまずきポイントで、理由を知れば次の録画からは確実に残せます。

この記事では、まず「相手の声を今すぐ録る」最短の解決策を示し、次に「なぜ Mac では録れないのか」を解説します。そのうえで、相手の声以外で音が入らないケース(自分の声も含めて無音、など)も症状別に整理します。

相手の声(内部音声)が録れない方へ|設定なしで録るなら Qureco

Mac で「次の会議までに、設定で迷わず確実に録れる状態」がほしいなら、内部音声をネイティブに録音できる専用アプリを使うのがいちばん早いです。Qureco は macOS 向けの画面録画アプリで、仮想オーディオドライバの設定なしに、内部音声(相手の声・Mac の音)とマイク音声の両方を録画できます。インストールが終わったその瞬間から使える設計なので、「次の会議までに準備が間に合わないかも」という焦りから解放されます。

QurecoのメインUI
Qureco公式サイト

設定で迷わないポイント

  • インストールしただけで内部音声録画に対応:BlackHole 等の仮想オーディオドライバや Audio MIDI 設定が一切要りません
  • マイク/システム音声の ON/OFF が UI 上で完結:それぞれにレベルメーターがついていて、録画前に音が拾えているか目で確認できます
  • 無料でも時間無制限・ウォーターマークなし:気軽に試して、合わなければそれで終わりにできます

録ったあとに困らない

会議録画でいちばん大変なのは、実は録ったあとの議事録づくりだったりします。Qureco の Pro プランなら、録音から AI が議事録を自動生成し、テンプレートでフォーマットをそろえ、完成した議事録を Notion にワンクリックで連携、という流れまで自動化できます。「録って終わり」ではなく「録ったものを資産にする」までが一気通貫です。Pro プランは初月無料、クレジットカード登録なしで試せます。

なぜ Mac は相手の声(内部音声)を録れないのか

相手の声は「内部音声(システム音声)」としてスピーカー側に流れる音で、マイクから入る自分の声(外部音声)とは別系統です。macOS は標準ではこの内部音声を録らせない仕様なので、Shift + Command + 5 や QuickTime でマイクをいくらオンにしても、相手の声だけは録れません(macOS Sequoia でも 2026 年時点で同じです)。設定の押し間違いではないので、自分を責める必要はありません。

自力で録るなら、BlackHole などの仮想オーディオドライバを入れ、Audio MIDI 設定で「複数出力装置」を組む方法もあります。ただし録画のたびに音声出力先を切り替える手間がかかり、別の機器に替えると組み直しになります。録画頻度が高いなら、冒頭で紹介した「内部音声に最初から対応したアプリ」を使うほうが、結局いちばん早く確実です。

内部音声まで録れる!Mac画面録画のおすすめツール

仮想オーディオ(BlackHole)を自分で組まなくても、最初から内部音声に対応した画面録画ツールを使えば、相手の声込みで一発で録れます。Mac対応のおすすめを、導入のしやすさも含めて整理しました。
アプリ料金内部音声透かし導入のしやすさ特徴
Qureco無料◯(設定不要)なし◎ 入れてONだけ時間無制限。システム音声をオンにするだけで相手の声込み
OBS Studio無料◯(macOS 13以降・ドライバ不要)なし△ 設定の学習が必要配信者に人気の高機能ツール
Loom無料〜(無料は制限)◯(専用ドライバを自動導入)なし◯ かんたん無料は25本・各5分まで、ダウンロードは有料
CleanShot X有料(買い切り$29〜)◯(ドライバ不要)なし◯ かんたんスクショ・録画・注釈のオールインワン(Mac向け)
ScreenFlow有料(買い切り$169)◯(10.5以降はドライバ不要)体験版は透かしあり△ 編集機能が本格的Mac専用。録画+動画編集が一体
Bandicam有料(無料版に制限)◯(ドライバ不要)無料版は制限あり◯ 比較的かんたん録画機能が豊富な定番ソフト
EaseUS RecExperts有料(無料版に制限)◯(内蔵仮想サウンドカード)無料版は制限あり◯ 比較的かんたん操作がわかりやすい多機能レコーダー
※「内部音声 ◯」は、いずれも BlackHole を自分でインストールする必要はない という意味です。ただし仕組みは2通りあります。OBS(macOS 13以降)・CleanShot X・Bandicam・ScreenFlow 10.5以降は OS 標準のしくみで録るドライバ不要タイプ。Loom・EaseUS RecExperts は 各社がバンドルする仮想オーディオドライバを自動導入して録るタイプ(別途 BlackHole は不要)です。 ※料金や無料版の制限は変わることがあるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

1. Qureco(無料・設定不要)

仮想オーディオを入れずに、システム音声(相手の声)をオンにするだけで内部音声込みの録画ができる無料アプリです。画面録画は時間無制限・透かしなしで、Mac のサウンド設定も変えません。「相手の声が録れない」を最短で解決したいなら、まずこれで十分です。

2. OBS Studio(無料・高機能)

配信者に人気の無料・オープンソースの定番ツール。macOS 13以降は OS 標準のしくみ(画面キャプチャ)でシステム音声の取り込みにも対応し、BlackHole は不要です。ただしシーンやソースの設定など学習コストはやや高めで、録画だけでなく配信もしっかりやりたい人向けです。

3. Bandicam(多機能・有料寄り)

録画機能が豊富な定番ソフト。Mac版はBlackHoleなしでシステム音声+マイクを録れます。無料版には録画時間や透かしなどの制限があり、フルに使うには有料プランになります。

4. EaseUS RecExperts(多機能・有料寄り)

操作がわかりやすい多機能レコーダー。内蔵の仮想サウンドカードでシステム音声を録るしくみのため、BlackHole の手動インストールは不要です。こちらも無料版には制限があり、本格的に使うなら有料プランが必要です。

5. Loom(無料あり・共有向け)

録画をURLですぐ共有できる人気ツール。デスクトップアプリで「システム音声を使う」をオンにすれば内部音声も録れます(BlackHole ではなく Loom 独自のバンドルドライバを使うしくみ)。録画開始後に macOS の音声出力先を「Loom Background Sound」に切り替える必要が出ることがある点だけ注意。透かしは付きませんが、無料プランは録画25本・各5分までで、録画ファイルのダウンロードは有料プランが必要です。

6. CleanShot X(買い切り・オールインワン)

スクリーンショットから録画・注釈・共有までをまとめてこなすMac向けツール。Mac で再生されている音(内部音声)の収録に対応し、追加ドライバは不要です。買い切り$29〜と手頃で透かしもありませんが、無料ではなく有料アプリです。

7. ScreenFlow(Mac専用・編集込み)

録画と本格的な動画編集が一体になったMac専用ソフト。システム音声の収録に対応し、チュートリアルや講座動画づくりに向きます(10.5 以降は専用ドライバの導入なしで内部音声を録れます)。買い切り$169で、体験版の書き出しには透かしが入ります。

それでもQurecoがおすすめな理由

相手の声を、無料で、設定なしで、今すぐ録りたい」という一点で見ると、Qureco がいちばん噛み合います。OBS は設定の学習が必要、Loom は無料だと録画本数・時間に上限があってダウンロードも有料。CleanShot X・ScreenFlow・Bandicam・EaseUS は内部音声込みの本格利用が有料です。そのなかで「無料・設定なし・すぐ」を全部満たすのが Qureco です。まずは無料でダウンロードして、次の会議から相手の声込みで録れるか試してみてください。

外部音声(自分の声)が録れない方へ|症状別チェック

ここまでは「相手の声(内部音声)」の話でした。ここからは、自分の声(外部音声)が入らない、あるいは自分の声も含めて完全に無音、といったケースの原因を症状別に整理します。「音が入らない」と言っても症状はさまざまなので、まず自分がどれに当てはまるか当たりをつけてください。

あなたの症状想定される原因対処
自分の声は入るのに、Mac から鳴った音(相手の声・動画の音)だけ入らない「内部音声」が構造的に録れていない冒頭の Qureco/ツール
自分の声も相手の声も、どちらも入っていない録画ツールでマイクが「オフ」になっている原因 1
録画ボタンを押しても無反応/許可を求められて進めないOS のマイク・画面収録の許可が下りていない原因 2
昨日まで録れていたのに、今日から急に無音になった録音/再生デバイスの選択がずれている原因 3
設定はオンに見えるのに、なぜか録れないアプリ・ツール側の音声トラックが無効原因 4

相手の声(内部音声)だけが録れない場合は、ここまでで解説したとおり冒頭のツールが最短です。それ以外のケースを順に見ていきます。

原因 1 |録画ツールでマイクが「オフ」になっている(最頻出)

自分の声も相手の声もどちらも入っていないなら、録画ツール側で「マイクを使う」がオフになっているのが最有力です。Mac の標準ツールバー(Shift + Command + 5)は、初期状態で「マイクなし」になっています。
macOSのスクリーンショットツールバー
Apple公式サポート
  1. Shift + Command + 5 を押してツールバーを表示
  2. 「オプション」をクリック
  3. 「マイク」セクションで、使いたいマイクを選択

録画開始ボタンを押す前に、音量レベルメーターが反応するか必ず確認しましょう。喋っているのにメーターが動かないなら、そのまま録っても無音になります。

原因 2 |OS のマイク/画面収録の許可が下りていない

録画ボタンが無反応だったり、許可を求められて進めない場合は、OS の許可が原因です。システム設定プライバシーとセキュリティ で、「マイク」「画面収録」の両方に、使うアプリのチェックが入っているか確認します。チェックを入れたら、対象アプリを完全に終了してから起動し直すのがコツです。macOS Sequoia 以降は月に一度、画面収録の許可を再確認するダイアログが出るので、これを「あとで」にし続けているとうまく録れません。

原因 3 |録音/再生デバイスがずれている

「昨日まで録れていたのに、今日から急に無音」なら、録音/再生デバイスがいつの間にか別のものに切り替わっているケースが多いです。ヘッドセットの抜き差し、Bluetooth イヤホンの再ペアリング、HDMI ディスプレイの接続のあとに起きがちです。システム設定サウンド の「出力」「入力」で、いま使うべきデバイスが選ばれているか確認し、録音アプリ側でも入力デバイスを指定し直すと確実です。

原因 4 |アプリ・ツール側で音声トラックが無効になっている

OS も録画ツールもオンなのに録れないなら、各アプリ側で音声トラックがオフになっていることがあります。ここはマイク(外部音声)だけでなく、システム音声(内部音声)のトラックが対象のこともあり、相手の声が録れない原因になっている場合もあります
  • QuickTime Player:録画ボタン横の「∨」でマイクが「なし」になっていないか確認します。標準ではシステム音声(相手の声)は録れないので、相手の声を録るなら冒頭のツールを使ってください。
  • OBS Studio:「音声入力キャプチャ」「音声出力キャプチャ」がソースにあるか、ミキサーのメーターが動くか、トラックがミュートされていないかを確認します。
  • PowerPoint のスライド録画:「マイク」アイコンがオンか確認。スライド内の埋め込み動画の音(システム音声)は別途扱いになる点に注意します。
  • オンライン会議アプリの録画機能(Zoom など):自分の音声・相手の音声・システム音声を別トラックで保存する設定が外れていないか見ておきましょう。
共通して効くのが、本番前に5〜10秒だけテスト録画して再生してみることです。入っているはずの音を鳴らしてメーターが反応するか確かめれば、無音録画の事故はほぼゼロにできます。

まとめ|相手の声は専用ソフトで解決、それ以外は症状別に

Mac の画面録画で音が入らないとき、いちばん多いのは「相手の声(内部音声)が録れない」ケースです。これは Mac が標準では内部音声を録らせない構造的な制約なので、設定で粘るより、冒頭で紹介した Qureco など内部音声に対応したアプリを使うのがいちばん早い解決策です。「設定で何度も詰まるくらいなら、考えずに録れる仕組みを持つ」という発想は、長く録画と付き合ううえでけっこう大事です。

相手の声以外で無音になる原因は、次の 4 つに整理できます。

  1. 録画ツールでマイクが「オフ」になっている
  2. OS のマイク/画面収録の許可が下りていない
  3. 録音/再生デバイスがずれている
  4. アプリ・ツール側の音声トラックが無効

この 4 つは設定の見直しでほぼ全員が解決できます。明日の会議が、今日と同じ「再生したら無音だった」にならないように。次の録画が、想定どおりの音で残ることを願っています。

Qureco

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この記事を書いた人

井上 峻輔

井上 峻輔

Qurio株式会社 代表取締役

AIコンサルティング会社Qurioの創設者。上智大学にてAIを専攻し、AI研究サークル「SOMA」を設立。その後、株式会社JPMTの代表として「みんプロ」(ユーザー数1,300人突破)や業務分析SaaS「Optpath」の開発を手掛ける。2025年10月にQurio株式会社を設立し、AI・データ領域の開発・コンサルティングを展開。日経フォーラム「第30回 アジアの未来」に登壇。『テクノロジーの発展を促進する』ことを信条に、AIを活用した新たな価値創出に取り組んでいる。