Notion AI議事録、Businessプランなしで使う4ツール

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Notion AI議事録、Businessプランなしで使う4ツール

「Notion AI Meeting Notes、いざ使おうとしたら『Businessプラン以上が必要です』と表示されて、手が止まっていませんか?」

Notion で議事録を一箇所に集約したいから、AI Meeting Notes はぴったりの機能のはず。でもチーム5人だと Business プランは月¥15,750で、議事録のためだけに上げるには重い。かといって外部ツールに完全に乗り換えてしまうと、Notion をハブにしてきた運用が崩れる──そんな板挟みのなかでこの記事に辿り着いたなら、たぶん答えになります。

この記事では、Notion AI Meeting Notes が Business 必須になった経緯と仕様を整理したうえで、Notion Plus / Free のまま議事録運用を維持できる外部ツール4選を、料金・ボット参加要否・対応OSの3軸で比較します。最後にチーム規模ごとの損益分岐も載せました。

Notion AI Meeting Notes が Business プラン必須になった理由と仕様

2025年5月の改定で AI機能は Business / Enterprise に統合された

以前は Notion AI が月額 $10 のアドオンとして提供されていましたが、2025年5月の改定でこのスタンドアロン・アドオンは廃止され、AI機能は Business / Enterprise プランにバンドルされる形になりました。

現在の料金は以下のとおりです(2026年5月時点)。

プラン月額(年払い)月額(月払い)AI Meeting Notes
Free¥0¥0体験版のみ
Plus¥1,650/user¥2,000/user体験版のみ
Business¥3,150/user¥3,800/userフル機能
Enterprise要問い合わせ要問い合わせフル機能

つまり、AI Meeting Notes を業務で本格運用するには Business 以上が必要、というのが現状です。

Notion AI Meeting Notes の画面例
Notion 公式サイト

AI Meeting Notes の主な仕様

公式ヘルプを基に主な仕様を整理すると、次のようになります。

  • デスクトップアプリ v4.7.0 以上が必須(macOS 13+ または最新の Windows)
  • システム音声+マイク両方を録音できるローカル録音型(会議にボットを招待する方式ではない)
  • 自動で議事録を生成し、話者識別は英語のみ対応
  • 日本語を含む 16 言語のトランスクリプトに対応
  • 1日 10 時間/user の上限
  • 音声ファイルは処理後に即時削除(モバイルで失敗した場合のみ 3 日間保持)
  • ブラウザ版はマイク入力のみ対応(システム音声不可)
ポイントは「ローカル録音型 × デスクトップアプリ前提」だということ。tl;dv や Otter のように会議にボットを送り込むタイプではなく、自分のマシンで会議の音声を録って書き起こす設計です。

30日 Business トライアルで試せること

Notion は 30日の Business トライアルを提供しています。トライアル期間中でも 1日10時間の上限はかかりますが、機能は全部使えるので、本契約前に「うちの会議スタイルで実用に耐えるか」を確認できます。

「いきなり Business に上げるのが怖い」場合は、まずトライアルで AI Meeting Notes を 1〜2 週間使ってみるのが現実的です。

Plus / 無料プランで使えること・使えないこと

Free / Plus は「体験版」扱い

公式ヘルプにも、複数の解説記事にも明確に書かれているのは、Free / Plus プランでは AI Meeting Notes は「体験版」扱いで、業務利用には足りない、という点です。具体的には次のような制限があります。
  • AI 機能の利用回数に月間上限がある(月 20 回程度)
  • カスタムサマリー指示など一部機能が制限される
  • 大規模な議事録運用には実質的に使えない

「ちょっとお試しで何回か使ってみたい」程度なら Plus でも体験できますが、毎日数本の会議をすべて自動議事録化したいなら Business 以上、もしくは外部ツールに頼ることになります。

無料でも体験版を試してから判断できる

逆にいうと、Free や Plus のまま AI Meeting Notes を 20 回ほど触ってから本契約を決められるということでもあります。Business の 30 日トライアルとあわせれば、合計でかなりの時間「実機で試した上で課金するか決める」ことが可能です。

ここで Notion AI Meeting Notes が「ハマる」なら Business に上げればよく、「ちょっとうちの会議には合わないな」と感じたら、次節で紹介する外部ツールを検討する流れになります。

Notion運用を維持したまま使える外部ツールの選び方(3軸)

ここから先は「Notion 本体は Plus / Free のまま、議事録 AI だけ外部に出す」という前提で話を進めます。Notion を中心にしたワークスペース運用を崩さずに、議事録だけ別ツールで賄うイメージです。

選ぶときに見るべき軸は、大きく 3 つあります。

軸1 — 料金(チーム規模で損益分岐が変わる)

Notion Business は 人数 × ¥3,150/月 で料金が膨らみます。一方、外部ツールは個人ライセンスで契約できることが多く、無料枠が手厚いものもあります。
  • 1人で使うなら: Business ¥3,150 vs 外部ツール ¥980〜¥2,400
  • 5人チームなら: Business ¥15,750 vs 外部ツール ¥5,000〜¥12,000
  • 10人以上なら: 後述する「Notion 運用全体の統合性」とのトレードオフで判断

軸2 — ボット参加型 vs ローカル録音型

これは見落とされがちですが、議事録 AI ツールは大きく 2 系統に分かれます。

  • ボット参加型: tl;dv / Otter / Notta / Fireflies など。会議に「議事録AIボット」を招待して録音させる方式
  • ローカル録音型: Qureco / Notion AI Meeting Notes 自体。自分のマシンの音声を録って書き起こす方式
ボット参加型は便利ですが、「議事録AIを会議に招待するのは相手に気を遣う」 という声も多く、特に外部の取引先・クライアントとの会議では使いづらい場面があります。そういう場合はローカル録音型一択になります。

軸3 — 対応OS / プラットフォーム

ブラウザベースで OS を選ばず使えるもの(tl;dv / Otter など)と、特定 OS に最適化されたデスクトップアプリ(Qureco の macOS 版、Notion AI Meeting Notes のデスクトップアプリ)に分かれます。

「Mac中心のチームでサクッと動くものが欲しい」「全員 Windows 環境」など、自社の環境にあわせて選びます。

ボット不要のローカル録音型:Qureco

ここからは具体的なツールを、Notion 連携の観点も含めて見ていきます。まず、Notion AI Meeting Notes と最も性質が近い「ローカル録音 × Notion連携」型から。
「会議にボットを送り込むのはどうしても気が引ける」「Notion AI Meeting Notes と同じローカル録音型がいい」という人にとって、現実的な選択肢になるのが Qureco です。
Qureco の画面例
Qureco 公式サイト

Notion AI Meeting Notes と最も性質が近い「ローカル録音 × Notion連携」

Qureco は macOS 向けに提供されている画面録画+AI議事録アプリで、設計思想として Notion AI Meeting Notes と非常に近い性質を持っています。
  • 自分のマシンで会議の画面と音声を録画(システム音声+マイク両方をキャプチャ)
  • 録画から AI が自動で議事録を生成
  • 生成した議事録を Notion ワークスペースに自動エクスポート
  • 会議にボットを招待しない(招待操作も同意取得も不要)
違うのは「Notion 本体のプラン契約に依存しない」点。Qureco の Notion 連携は API ベースなので、Notion Free でも Plus でも問題なく動きます

料金は Pro 月¥980 で人数課金なし

Qureco の Pro プランはローンチ価格で月 ¥980。ユーザー数で課金されないので、個人で契約して個人の Notion ワークスペースに連携する分には人数が増えてもコストは変わりません。Business を 5 人で契約すると月 ¥15,750 ですが、Qureco なら ¥980。同じ「Notion に議事録を集約する」運用が約 1/16 のコストで成立します。

初月は無料体験で、クレジットカード登録も不要です。

ボット招待が要らない

Notta / tl;dv / Otter のようなボット型ツールは、会議に「○○AI」というユーザーが参加する形になります。社内会議なら大きな問題はありませんが、外部のクライアント・取引先との会議だと 「この AI、誰?」と聞かれて気まずい、というのは多くのユーザーが感じているところ。

Qureco は自分のマシンで録画するだけなので、会議に余計な参加者を入れずに済みます。これは Notion AI Meeting Notes と完全に同じ運用感です。

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Notion AI Meeting Notes との違いをまとめると

項目Notion AI Meeting NotesQureco
必要な Notion プランBusiness 以上Free / Plus でも可
月額¥3,150/user¥980(人数課金なし)
対応OSmacOS 13+ / WindowsmacOS(2026年5月時点)
録音方式ローカル録音ローカル録画+録音
議事録 → Notion自動自動
画面録画なしあり
ボット参加なしなし

Mac 中心のチームで「Notion 運用を Plus のまま維持しつつ、議事録 AI を入れたい」場合、もっとも近いユースケースに収まる選択肢です。

ボット参加型 外部ツール 3選

もう一方の選択肢が、会議にボットを招待して録音するタイプのツール群です。社内会議中心で議事録AIの存在に違和感がない環境では、自動参加・自動文字起こしの手軽さが活きます。

tl;dv ─ モーメント切り出し・共有に強い

クライアント通話やインタビューの「ここの 30 秒だけチームに共有したい」という用途に向いたツール。タイムスタンプ付きハイライトとクリップ機能が強みです。Notion へのエクスポートも対応しています。

  • 料金: 無料プランあり、Pro は約 $20〜/月
  • 対応会議: Zoom / Google Meet / Microsoft Teams
  • 強み: ハイライト・モーメント共有、CRM 連携
  • 弱み: 完全にボット参加型なので、招待しづらい場面では使えない

Notta ─ 多言語精度と日本語サポート

文字起こし精度に振った日本発のツール。58 言語対応で、特に日本語の精度に定評があります。Notion へのエクスポートも対応。

  • 料金: 無料プランあり(120分/月)、Pro は ¥1,200/月〜
  • 対応会議: Zoom / Google Meet / Teams / Webex
  • 強み: 日本語精度、多言語対応、ファイルアップロードからの文字起こし
  • 弱み: ボット参加が前提、議事録の「サマリー」品質は他ツールに比べ控えめ

Otter ─ リアルタイム共同編集が得意

会議中にチームメンバー全員が同じ画面でノートを編集できる、コラボ型の議事録ツール。英語圏の利用が中心です。

  • 料金: 無料プランあり(300分/月)、Pro は約 $16.99/月
  • 対応会議: Zoom / Google Meet / Teams
  • 強み: ライブ共同編集、英語精度
  • 弱み: 日本語精度は控えめ、ボット参加前提

3ツール比較表

項目tl;dvNottaOtter
料金(Pro)約$20/月〜¥1,200/月〜$16.99/月〜
無料枠あり120分/月300分/月
日本語精度
Notion連携△(コピー中心)
ボット参加必須必須必須

Business アップグレード vs 外部ツール課金の損益分岐

ここでよくある問いに答えておきます。「結局、Business に上げるのと外部ツールを使うの、どっちが安いの?」

チーム規模ごとの月額シミュレーション

ざっくり 1 人あたりの議事録運用コストを比べると、次のようになります。

チーム人数Notion Business のみNotion Plus + QurecoNotion Plus + Notta(Pro) ×人数分
1人¥3,150¥1,650 + ¥980 = ¥2,630¥1,650 + ¥1,200 = ¥2,850
3人¥9,450¥4,950 + ¥980 = ¥5,930¥4,950 + ¥3,600 = ¥8,550
5人¥15,750¥8,250 + ¥980 = ¥9,230¥8,250 + ¥6,000 = ¥14,250
10人¥31,500¥16,500 + ¥980 = ¥17,480¥16,500 + ¥12,000 = ¥28,500

※ Qureco は人数課金ではないため、1 ライセンスを「議事録作成担当者」が持つ前提

人数が増えるほど、Business アップグレードと外部ツール併用のコスト差が広がっていきます。

議事録だけのために Business に上げる価値はあるか?

Business プランには AI Meeting Notes 以外にも、90 日のページ履歴、SAML SSO、プライベートチームスペース、高度なページ分析、PDF 一括エクスポートなどがバンドルされています。

これらを併せて活用するなら Business アップグレードは妥当ですが、議事録機能だけが目的なら、外部ツールを足す方が安く済むケースが多いです。自社のチームが Business の他機能をどれくらい使うかを棚卸ししてから決めるのが現実的です。

結局、どれを選べばいい?タイプ別おすすめ

最後に、状況別のおすすめを整理します。

こんな人おすすめ
Mac中心・ボットを会議に呼びたくない・個人〜少人数Qureco(Notion Plus / Free を維持しつつ低コストで完結)
国際会議が多い・多言語精度を最重視Notta(日本語含む 58 言語対応)
クライアント通話の「切り出し共有」が中心tl;dv(モーメント・ハイライト機能)
英語の会議でチーム同時編集したいOtter(リアルタイム共同編集)
すでに Notion Business 契約済みNotion AI Meeting Notes(追加コストなし)
「Notion AI Meeting Notes が良さそうだけど Business は重い」と感じる多くのケースで、まず試してみる現実的な一歩は、Notion Plus を維持したまま Qureco を 1 ライセンス入れて、議事録 AI 部分を補強する構成です。

まとめ

Notion AI Meeting Notes は 2025 年 5 月の改定で Business / Enterprise プラン必須となり、Plus や Free では実質的に体験版扱いになっています。とはいえ、Notion をハブにする運用そのものは、外部の議事録 AI ツールを組み合わせれば Plus / Free のままでも維持できます。

選ぶときは 「料金(特に人数で膨らむか)」「ボット参加型かローカル録音型か」「対応OS」 の 3 軸を、自分のチーム状況に当てはめて判断してみてください。

特に「会議にボットを招待したくない」「Mac で完結させたい」「Notion 運用を崩したくない」が揃うなら、Notion AI Meeting Notes と最も近い性質を持つ Qureco を、まずは無料で 1 ヶ月試してみるのが最短ルートです。

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この記事を書いた人

井上 峻輔

井上 峻輔

Qurio株式会社 代表取締役

AIコンサルティング会社Qurioの創設者。上智大学にてAIを専攻し、AI研究サークル「SOMA」を設立。その後、株式会社JPMTの代表として「みんプロ」(ユーザー数1,300人突破)や業務分析SaaS「Optpath」の開発を手掛ける。2025年10月にQurio株式会社を設立し、AI・データ領域の開発・コンサルティングを展開。日経フォーラム「第30回 アジアの未来」に登壇。『テクノロジーの発展を促進する』ことを信条に、AIを活用した新たな価値創出に取り組んでいる。