Notion AI ミーティングノートで議事録を管理する方法|機能と運用のポイント

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Notion AI ミーティングノートで議事録を管理する方法|機能と運用のポイント

「議事録 Notion でまとめたい」と思って検索したものの、Notion AI で本当にどこまで完結するのか、自分のプランで使えるのか、Mac でも問題なく動くのか — そのあたりが曖昧なまま運用を始めるのは少し怖い。そう感じている人は多いはずです。

この記事では、まず Notion AI が議事録領域で提供している機能を AI Meeting Notes・AI 要約・データベース運用 の3本柱で俯瞰します。そのうえで、Notion AI 単体だと届きにくい3つのシーン を率直に整理し、Mac で録画から議事録、Notion 保存までを一気通貫で済ませたい人向けに Qureco を組み合わせる選択肢まで紹介します。

なぜ議事録の集約先として Notion が選ばれるのか

そもそも、議事録を Slack や Google Docs ではなく Notion にまとめる理由はどこにあるのでしょうか。実務で Notion を運用しているチームが評価しているのは、主に次の3点です。

Notion の強み議事録運用での効き方
データベース議事録を「日付・案件・参加者」などのプロパティで一覧化・横断検索できる
ページのネストプロジェクト直下に議事録をぶら下げ、決定事項を上位ページに昇格できる
AI 機能録音・要約・タスク抽出までを Notion 内で完結できる
特に大きいのが、議事録が「読まれて終わり」ではなく、後の意思決定の入力として再利用される ことです。Google Docs に置いた議事録は探されず、Slack に貼ったメモは流れていきます。Notion なら、議事録ページがそのままプロジェクト管理の一部になります。
ここから先は、その Notion で議事録運用を組むときに 「Notion AI が議事録領域で何をしてくれるのか」を知っておきたい全体像 を整理していきます。

Notion AI に搭載されている議事録関連機能の3本柱

Notion AI が議事録領域で提供している機能は、大きく次の3つに分けて考えると整理しやすくなります。

機能役割提供単位
AI Meeting Notes会議をその場で録音・文字起こし・要約デスクトップアプリ + 一部モバイル
AI による要約・タスク抽出・横断検索既存の議事録ページに対する後処理Notion AI 全般機能
テンプレート + データベース運用議事録を「資産」として蓄積する仕組みNotion 標準機能

それぞれを順番に見ていきます。

1. AI Meeting Notes(/meet から起動する Notion 純正のミーティングノート)

Notion デスクトップアプリでページ内に /meet と入力すると起動する、Notion 純正の AI ミーティングノート機能 です。録音ボタンを押すと PC のシステム音声をそのまま録音し、会議終了後に文字起こし・要約・アクションアイテムを同じページに自動で書き出します。
ポイントは Zoom や Google Meet と直接 API 連携しているわけではなく、PC 上で鳴っている音声を拾う「ローカル録音型」 だということ。Web 会議ツールを問わず同じ手順で動きます。
Notion AI Meeting Notes の画面例
Notion 公式サイト
2026年5月時点の主な仕様は次のとおりです(Notion 公式ヘルプより)。
  • デスクトップアプリ v4.7.0 以上が必須(macOS 13+ または最新の Windows)
  • ブラウザ版はマイク入力のみ(システム音声はキャプチャできない)
  • 日本語を含む 16 言語の文字起こしに対応
  • 2026年4月に GA(一般提供)に移行
  • iPhone / Android アプリでも対面会議の録音が可能
  • Notion Calendar 経由で Zoom / Google Meet の予定と紐づけ可能

2. AI による要約・タスク抽出・横断検索

すでに書かれた議事録ページに対して、Notion AI に「要約して」「決定事項だけ抜き出して」「アクションアイテムをタスクに変換して」と依頼できます。

さらに強いのが横断検索です。過去の議事録を横断して「先月の経営会議で決まった採用方針は?」と聞ける ようになっており、議事録を Notion に集約する大きな動機になります。手動で書いた議事録でも、AI Meeting Notes が出力した議事録でも、Notion 上に置きさえすれば後から AI に質問できる、というのが効きます。

3. テンプレートとデータベースで運用を仕組み化

議事録 DB を1つ作り、テンプレートに 「日時 / 参加者 / アジェンダ / 決定事項 / ToDo / 次回宿題」 を仕込んでおけば、毎回ゼロからフォーマットを組む必要はありません。AI Meeting Notes の出力もこのテンプレートに合わせて整形できますし、自分で書いた議事録もテンプレートに沿って蓄積されます。
データベースとテンプレートは Notion AI 専用機能ではありませんが、議事録運用ではここまでセットで考えておくと「あとから探せない」を防げます。テンプレートの具体例は Notion議事録テンプレート5選 にまとめています。

Notion AI だけだと届きにくい3つのシーン

ここまで読むと「Notion AI だけで議事録は完結する」と感じるかもしれません。実際、条件が揃えばそのとおりです。ただ、現実には次の3つのシーンで Notion AI 単体で運用するのが難しくなります。

シーン1: Notion のプランが Business 未満

AI Meeting Notes は Business / Enterprise プランの主要機能 として提供されており、Free / Plus プランでは体験版扱いになります。Plus プランで議事録AIを毎日のように使うのは現実的ではありません。

2026年5月時点の Notion 料金は次のとおりです(年払い時の月額)。

プラン月額(年払い)AI Meeting Notes
Free¥0体験版のみ
Plus¥1,650 / user体験版のみ
Business¥3,150 / userフル機能
Enterprise要問い合わせフル機能

たとえばチーム5人で Plus プランから Business プランに上げると、月額差分は約 ¥7,500 になります。議事録のためだけに Business に上げるのは重い、と感じるチームは少なくありません。

Business プラン未満で議事録 Notion 運用を組む選択肢は、別記事 Notion AI議事録、Businessプランなしで使う4ツール で詳しく比較しています。

シーン2: 会議の映像・画面共有も残しておきたい

AI Meeting Notes が保存するのは 音声 + 文字起こし + 要約のみ です。画面共有された資料、図解の動き、デモのキャプチャといった「映像で見ないと分からない情報」は残りません。
UI レビューや顧客とのデモ会議、開発の障害共有など、「あの画面、もう一度見たい」が起きやすい会議 では、議事録だけ Notion に残しても文脈が補えないことがあります。録画と議事録をセットで残す前提を持つと、後からの確認が一気にラクになります。

シーン3: 議事録 Bot を会議に呼びたくない

Notion AI Meeting Notes 自体はローカル録音型なので、tl;dv や Otter のような Bot を会議に送り込むタイプではありません。ここは素直に良い点です。

ただし「自分の PC で録音している」ことをどう開示するかは、職種や顧客との関係によって難しさが残ります。社内会議だけならいいけれど、社外打ち合わせでは AI に文字起こしさせていると伝えづらい場面もあります。自分の手元で完結して、相手に意識させずに記録できる 仕組みが欲しいなら、もう一段こだわる余地があります。
つまり、議事録を Notion に集約する ゴール自体は正しい のですが、そこに至るまでの「録画」「文字起こし」「Notion 連携」のいずれかで現実的なハードルが出てくる、ということです。

Mac × Notion で議事録運用するなら Qureco との相性が良い

ここで、Notion を 議事録の保存先 として活かしつつ、録画から議事録生成までの工程を担ってくれるのが Qureco です。Mac で動く画面録画アプリで、無料版でも録画機能を時間無制限・ウォーターマークなしで使えます。Pro 版では AI 議事録生成と Notion 連携が利用できます(Pro は初月無料、クレジットカード登録不要)。
Qureco の画面録画と AI 議事録
Qureco 公式サイト
観点Notion AI Meeting NotesQureco(Pro) + Notion
必要な Notion プランBusiness 以上API連携できる Free / Plus でも可
録画(映像)の保存音声のみ画面録画も保存
AI 議事録の生成Notion 内で完結Qureco 側で生成 → Notion へ転送
Notion への保存同一ページに自動出力DB へワンクリックでエクスポート
仮想オーディオ設定不要不要
会議へのボット参加なし(ローカル録音)なし(ローカル録音)
対応OSmacOS 13+ / 最新WindowsMac(Windows 対応は順次予定)

相性が良い理由1: Notion のプランに依存しない

Qureco の AI 議事録は Qureco 側で生成するため、Notion 側は API 連携できる個人プラン以上で十分です。Business プランを契約していなくても、議事録 Notion 運用が成立 します。Plus プランや Free プランのチームでも、Notion を議事録ハブとして使える設計です。

相性が良い理由2: 録画 → AI議事録 → Notion 保存がワンクリック

Qureco は録画した動画から AI が議事録を自動生成し、接続済みの Notion ワークスペース・データベースへワンクリックでエクスポートできます。「録画して終わり」ではなく「Notion の議事録 DB に1ページ追加される」状態まで自動化 できる点が、シンプルですが効きます。

議事録のフォーマットは Qureco 側でテンプレートとしてカスタマイズでき、追加指示を入れて再生成も可能。「決定事項を箇条書きに」「アクションアイテムは担当者と期限を分けて」といった調整が、議事録を読み返しながら数クリックでできます。

相性が良い理由3: Bot を呼ばないので顧客会議でも気を使わない

Qureco は自分の Mac で録画する仕組みなので、Zoom や Google Meet の参加者一覧に「⚪︎⚪︎ AI Notetaker」のような Bot は並びません。顧客との会議でも、相手の画面に何も表示されないまま記録できます。社外会議で議事録AI を呼ぶこと自体に抵抗があった人にとって、現実的な落としどころになります。

仮想オーディオ(BlackHole 等)の設定も不要で、インストール直後からシステム音声付きで録画が始まります。Mac の内部音声を録ろうとして BlackHole の設定で挫折した経験がある人なら、この身軽さが体感できるはずです。

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議事録 Notion 運用を成功させる3つのコツ

Notion AI でいくのか、Qureco を組み合わせるのかに関わらず、議事録 Notion 運用そのものを安定させるコツがあります。最後に3つだけ押さえておきます。

テンプレートを最初に固める

議事録のフォーマットがブレると、後から検索しても見つかりません。「日時 / 参加者 / アジェンダ / 決定事項 / ToDo / 次回宿題」 のように、最低限の枠を最初に決めておくと、AI 生成の議事録もこの枠に流し込みやすくなります。
シーン別(1on1・定例・商談・キックオフ・振り返り)のテンプレートは Notion議事録テンプレート5選 でコピペできる形にまとめています。

議事録は「資産」として残す前提で書く

その場で読まれるためではなく、3ヶ月後に検索する自分のために書く。意識を切り替えるだけで、固有名詞や数字を省略せずに残すようになり、Notion 上での再利用価値が一気に上がります。
組織として議事録をナレッジ資産にする設計は Notionで議事録を管理する方法【5〜30人のチーム向けDB設計・運用テンプレ】 で具体例を紹介しています。

機密性に応じて保存場所を分ける

社内会議は社内ワークスペース、顧客案件はクライアント別のページに、と権限設計を最初に決めておきます。Notion はページ単位で共有範囲を変えられるので、議事録の集約先としても運用しやすい設計になっています。

まとめ:議事録 Notion 運用の最初の一歩

議事録を Notion に集約することで得られるメリットは、単なる「保存場所が1つになる」を超えて、会議が次の意思決定の入力として再利用される状態 をつくることにあります。
  • Notion AI の議事録機能は AI Meeting Notes・AI 要約・テンプレート/DB 運用 の3本柱
  • Business プラン未満 / 映像も残したい / 社外会議が多い人は、Notion AI 単体だと壁がある
  • Mac で議事録 Notion 運用を完結させたいなら、録画と AI 議事録生成を担う Qureco との組み合わせ が現実的

「議事録、あとで書きます」を卒業して、次の会議が始まる前に Notion を開いたら昨日の議事録が並んでいる — そんな状態を、まずは今日の午後の会議1本から試してみませんか。

Qureco

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この記事を書いた人

井上 峻輔

井上 峻輔

Qurio株式会社 代表取締役

AIコンサルティング会社Qurioの創設者。上智大学にてAIを専攻し、AI研究サークル「SOMA」を設立。その後、株式会社JPMTの代表として「みんプロ」(ユーザー数1,300人突破)や業務分析SaaS「Optpath」の開発を手掛ける。2025年10月にQurio株式会社を設立し、AI・データ領域の開発・コンサルティングを展開。日経フォーラム「第30回 アジアの未来」に登壇。『テクノロジーの発展を促進する』ことを信条に、AIを活用した新たな価値創出に取り組んでいる。