【Mac】無料の画面録画アプリ、時間制限まとめ|5分・15分・30分で切れない選択肢

画面録画 時間制限なし 無料画面録画 無料 何分までMac 画面録画 長時間画面録画 5分 制限画面録画 30分 制限
【Mac】無料の画面録画アプリ、時間制限まとめ|5分・15分・30分で切れない選択肢

90分のクライアント定例を録画したはずが、再生したら30分で終わっていた。後半の宿題も次回日程も、録画には残っていない。

無料の画面録画アプリには、こうした時間の上限が静かに設定されていることがあります。厄介なのは、録画中に警告が出ないツールも多いことです。この記事では、Macで使える無料アプリの時間制限を一覧に整理したうえで、時間以外に課される4つの制限、そして「無制限のはずなのに切れた」が起きる3つの理由まで解説します。

なお、この記事はMacに絞ります。「時間制限なしのフリーソフト10選」といった記事では、Windows専用のツールが一覧に混ざっていることが少なくないためです。

結論|Macで時間制限なく録れる無料アプリは4つ

先に答えからお伝えします。2026年8月時点で、Macで録画時間の上限なしに無料で使えるのは次の4つです。
アプリ時間制限相手の声(システム音声)
Qurecoなし録れる
macOS標準の画面収録(Shift+Command+5)なし録れない
QuickTime Playerなし録れない
OBS Studioなし録れる(macOS 13以降)
ただし、この「無制限」の中身は4つとも同じではありません。特に右列、Web会議の相手の声を録れるかどうかで実用性が大きく変わります。この点は後半で詳しく扱います。
Qureco

Qureco Screen Recorder

Mac専用の高機能画面録画アプリ

録画して、議事録はAIに任せて、Notionに届いたら読むだけ。今なら初月無料で全ての機能を試せます。

初期設定不要ウォーターマークなしAI議事録生成Notion連携

主要アプリの時間制限一覧【Mac対応のみ】

まずは全体像です。数値はいずれも各サービスの公式プランページを基準にしています。

アプリ無料の録画時間本数の上限ウォーターマークシステム音声
Loom動画1本5分 ※会議録画は無制限25本あり録れる
ScreenPal15分無制限(ホストは10本)あり有料プランのみ
Clipchamp合計30分なしタブ録画時のみ
Screencastify30分10本あり録れる
macOS標準無制限無制限なし録れない
QuickTime Player無制限無制限なし録れない
OBS Studio無制限無制限なし録れる(macOS 13以降)
Qureco無制限無制限なし録れる

5分で切れる|Loomの無料プラン

Loomの無料プランは、動画1本あたり5分という上限が広く知られています。ただしここには、見落とされがちな区別があります。

Atlassianの公式ヘルプは「5分間の動画の録画制限」と「無制限の会議録画時間」を別の項目として記載しています。つまり5分の上限がかかるのは動画の録画であって、会議録画のモードは無料でも時間無制限です。「Loom=5分で切れる」と一括りにすると、実際には使える場面を捨てることになります。
無料枠の本数(25本)や課金ラインの詳細は、Loomの無料プランはどこまで使える?で公式情報をもとに整理しています。

15分で切れる|ScreenPal(旧Screencast-O-Matic)

ScreenPalの無料プランは、公式のプランページで「15 Minute recording limit」と明記されています。録画の本数自体は無制限ですが、クラウドにホストできるのは10本まで、再生品質は720pまでという上限もセットです。
そしてMacユーザーにとって重要なのが、無料プランでは「Record system audio」が対象外になっている点です。つまり無料のままでは、Web会議の相手の声を録ることができません。15分という時間の数字だけを見て選ぶと、後からこの壁に当たります。

30分で切れる|Clipchamp と Screencastify

MicrosoftのClipchampは、録画が合計30分までです。加えてMacではデスクトップアプリが提供されておらずブラウザ版を使うことになり、Safariには対応していません。マイク音声はタブ録画時のみ対象で、システム音声(相手の声)は録れない仕様です。
Screencastifyの無料プランは、公式の料金ページで「Record up to 30 minutes」「Create up to 10 videos」と記載されています。30分まで録れる一方で、作れる動画は10本までという別軸の上限があり、書き出した動画にはウォーターマークが入ります。透かしを消して60分・本数無制限にするには、Starterプラン($7/ユーザー/月〜)への課金が必要です。

時間制限なし|macOS標準・QuickTime・OBS・Qureco

Macに最初から入っている画面収録(Shift+Command+5)とQuickTime Playerは、録画時間の上限がありません。ストレージが許す限り録り続けられます。

OBS Studioも完全無料で無制限です。macOS 13以降であれば「macOS音声キャプチャ」ソースを追加することで、BlackHoleなどの仮想オーディオを入れずにシステム音声も録れます。ただし設定項目が多く、会議前に急いで立ち上げる用途には向きにくい面があります。
同じくオープンソースのQuickRecorderも時間無制限です。録ることに関しては十分な出来ですが、文字起こしやAI議事録は範囲外になります。

制限は時間だけで来ない|見落とされがちな4つの軸

ここまでの表を見て気づいた方もいると思いますが、無料枠の制限は時間の1軸では課されません。実際には次の4つが組み合わさります。

具体例いつ気づくか
本数Screencastify 10本、Loom 25本数週間使ったあと
ウォーターマークScreenPal、Screencastify書き出したあと
書き出し・共有画質の上限、ホスト本数共有しようとしたとき
システム音声ScreenPal無料は対象外再生して相手の声が無いとき

本数の上限は「数週間後」に効いてくる

時間制限は初日に分かりますが、本数の上限は使い込んでから当たります。週2回の定例を記録していれば、10本の枠は1ヶ月強で埋まります。「毎日の会議を記録する」用途で選ぶなら、時間より本数を先に見るのが実際的です。

ウォーターマークは書き出したあとに気づく

録画中の画面には出ず、書き出したファイルで初めて透かしに気づく、というパターンがあります。社内共有なら許容できても、クライアントに送る素材としては使いづらいことが多いはずです。透かしなしの無料アプリを探している方は、画面録画でウォーターマークが入らない無料アプリ5選もあわせてどうぞ。

相手の声が録れるかどうかが、Mac最大の落とし穴

Macで会議を録るとき、いちばん多い失敗がこれです。macOSは仕様上、アプリ間の音声を素通しで渡しません。そのため標準の画面収録もQuickTime Playerも、マイク(自分の声)は録れてもシステム音声(相手の声)は録れません
「時間無制限だから標準機能で十分」と考えて会議を録り、再生したら自分の相槌しか入っていなかった、というのはよくある展開です。仕組みと回避策はMacの画面収録でシステム音声が録れない問題と回避法、仮想オーディオを使わない方法はBlackHole不要!Macで内部音声を録音する3つの方法で解説しています。

時間制限を外しても録画が切れる3つの理由

無制限のアプリを選んだのに録画が途中で終わっていた、という場合は、原因がアプリの外にあります。

① 会議ツール側で会議そのものが終わる

意外と知られていないのがこれです。録画アプリが無制限でも、会議のほうが先に終了します。
会議ツール無料プランの上限
Zoom3人以上の会議は40分 / 1対1は無制限
Google Meet3人以上の会議は60分 / 1対1は24時間

90分の打ち合わせをZoomの無料プランで設定していれば、40分で全員が切断されます。録画ファイルが40分で終わっているのはアプリの制限ではなく、会議が終わったからです。長い会議の予定があるなら、録画ツールより先にここを確認しておくのがおすすめです。

② ストレージが尽きる

「無制限」はストレージの範囲内での話です。1080pで録れば1時間あたり数GB規模になります。長時間の録画予定があるなら、解像度を720pに落とすだけで消費量をかなり抑えられます。会議の議事録用途であれば、720pでも文字は十分読めます。

③ スリープ・アプリの強制終了で止まる

録画中にMacがスリープに入る、あるいはアプリがクラッシュすると、そこで記録は止まります。ファイル自体が壊れて再生できなくなることもあります。もし録画が途中で終わっていたり音声が入っていなかったりする場合は、録画に音声が入っていなかったときの復元可否と対処法で切り分け方をまとめています。

用途別の選び方|90分の会議を無料で録りきるなら

ここまでを踏まえて、用途別の早見表です。

用途おすすめ理由
自分の操作画面だけを長時間録るmacOS標準 / QuickTime追加インストール不要で無制限
配信・高度な設定込みで録るOBS Studio無料で無制限、設定の自由度が高い
長いWeb会議を相手の声ごと録るQureco無制限・透かしなし・システム音声に対応
短い説明動画をリンクで配るLoom共有リンクと視聴解析が強い
Mac向け画面録画アプリのQurecoは、この記事で見てきた5つの軸すべてに無料版で対応しています。
  • 録画時間・本数ともに無制限: 90分でも3時間でも、上限で止まりません
  • ウォーターマークなし: 無料版で書き出したファイルにも透かしは入りません
  • システム音声に対応: 仮想オーディオの設定なしで、相手の声と自分の声を同時に録れます
  • 解像度を選べる: 1080p / 720p / 480p / 360p から選べるので、長時間録画のストレージ対策になります
QurecoのメインUI
Qureco公式サイト

一つだけ注意点です。Qurecoにできないこともあります。macOS専用なのでWindowsでは使えませんし、Loomのような共有リンクや視聴解析、動画編集機能は持っていません。録った動画をカット編集して配布したい方は、別のツールと組み合わせるのが現実的です。

一方で、録画を議事録として残したい方には、Proプラン(月額980円・初月無料・クレジットカード登録不要)でAIが議事録を自動生成し、Notionへワンクリックで連携できます。90分の会議を録りきったあと、その内容を読める形にするところまで自動で終わる、ということです。

まとめ|時間の数字だけで選ばない

最後に要点を整理します。

  • Macで無料・時間無制限で録れるのは、macOS標準・QuickTime Player・OBS Studio・Qurecoの4つ
  • 有料化を促す制限は時間の1軸では来ない。本数・ウォーターマーク・書き出し・システム音声とセットで課される
  • ScreenPal無料は15分に加えてシステム音声が対象外、Screencastify無料は30分に加えて10本まで。数字の裏側を見て選ぶのがおすすめです
  • Loomの5分制限がかかるのは動画の録画で、会議録画は無料でも無制限
  • 「無制限なのに切れた」ときは、Zoom無料の40分・Google Meet無料の60分という会議ツール側の上限を先に疑ってください

次に録る会議が90分なら、選ぶべきなのは「何分まで録れるか」ではなく「その90分に、相手の声ごと透かしなしで残せるか」です。その基準で選び直せば、同じ失敗を繰り返さずに済みます。

Qureco

Qureco Screen Recorder

Mac専用の高機能画面録画アプリ

録画して、議事録はAIに任せて、Notionに届いたら読むだけ。今なら初月無料で全ての機能を試せます。

初期設定不要ウォーターマークなしAI議事録生成Notion連携

この記事を書いた人

井上 峻輔

井上 峻輔

Qurio株式会社 代表取締役

AIコンサルティング会社Qurioの創設者。上智大学にてAIを専攻し、AI研究サークル「SOMA」を設立。その後、株式会社JPMTの代表として「みんプロ」(ユーザー数1,300人突破)や業務分析SaaS「Optpath」の開発を手掛ける。2025年10月にQurio株式会社を設立し、AI・データ領域の開発・コンサルティングを展開。日経フォーラム「第30回 アジアの未来」に登壇。『テクノロジーの発展を促進する』ことを信条に、AIを活用した新たな価値創出に取り組んでいる。